妊娠中の栄養環境によるリスク | 株式会社 紬~つむぎ~

妊娠中の栄養環境によるリスク


胎児や赤ちゃん時代の栄養環境が厳しかったとき
やせ妊婦さんから低出生体重児が生まれやすく、その危険性は以前から指摘されていましたが、最新の疫学や小児研究から、大人になってからも影響があることが分かってきました。

それがDOHaD(Development Origins of Health and Disease)学説です。第一次・第二次世界大戦といった戦争中、極端に栄養状態が悪化した地域がイギリスやオランダにありました。

この時期に誕生した子供たちが50代60代になると成人病(肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症)の発生率がとても高いことが分かりました 。これをきっかけに、世界中で赤ちゃんが生まれる前からの栄養の重要性が再認識されているのです。
(ご存知でしたか?)

「リスクを知ること」が大事。

知っていれば対処できるからです。
胎児を含めた赤ちゃん時代の栄養環境が大人になってからも影響し、成人病になる可能性が高いという研究成果をいつかママになる方はぜひ知っておいてください。

そして、もうお子さんをお持ちの方々は、「DOHaDを今さら知っても、子供は大きくなってしまっているから手遅れ?」と思わないでください。

成人病のリスクがある、という意味はあくまで「なりやすい」ということです。

野菜や肉や魚の良質なたんぱく質など大切な栄養をバランスが良く摂取する食生活を心がけて、適度な運動をするような生活習慣を心がければ、リスクは低めることができます。

生まれてから、なぜひどく泣くのか?
生まれてから、なぜ母乳を飲まないのか?
生まれてから、なぜ病気なのか?

胎児が母体にいるときから、食生活がどれだけ重要なのか・・

リスクがある、ということを知り、これからを大切にしましょう。

・・・・続く

【参考】
厚生労働省HP
日本産婦人科学会HP
日本DOHaD研究会